#あきやさん講演会 感想
個別の記事より一つにまとめたほうが個人的にスッキリするかなと考えて、一つにまとめる。派生記事はリンクで対応していきたい。
注意事項:メモが大好きなものでもちろんがっつり全部紙に残して定期的に振り返っている。そのため気づいたい時に加筆修正をさせていただく。
一年3セットの服で生きる
土台
靴は自己評価!バッグは自己紹介!アクセサリーはアイデンティティ!
JJGの合言葉にもなっているという有名なこちらのフレーズを始めて聞いたのがこの回である。
靴は大事だと聞いたことがあるものの、自己評価どういうことだと思いながら講演会を最後まで聞いてみると納得の一言に尽きる。
靴は自己評価
細部にまで気を遣うことで自分を大事にしていると他人に伝わる=自己評価に繋がると理解した。
昔読んだWEBコラム曰く、ホストや詐欺師はターゲットの足元を観察して手入れされていないひと(ずぼらな人)を狙うのだそうだ。
つまり、足元に気を遣うことで自分を守ることにも繋がるのである。
私はハイヒール、そしてピンヒールが好きだ。あの華奢なヒールを颯爽と履きこなす女性に憧れている。
細い脚を支える細いヒールは私にとってロングヘア以上に女性の象徴1であるように思うのだ。
出産前はそれこそ毎日5-7cmの高すぎないヒールで過ごしていたが、体重変化に耐えきれずここ数年はローファー生活になっている。
スーツ好きとしてはマニッシュなローファーも大好物であるが、イマイチ物足りない日々を送っているものの、子供がもっと手を離れない限りはヒール生活に戻るのは難しそうだ。
バッグは自己紹介
考えてみれば確かにバッグはその人を象徴するアイテムだと思う。
靴はある程度形が決まっているものの、同じバッグは同じデザインでも色やサイズが様々あってベストを見つけやすい。重さはデメリットになりえるけれど靴と比べれば影響は軽微。
であれば、自己紹介アイテムとして取り上げられるのにも納得。
私はすでに演歌バックが決まっているので歌うタイミングさえ合えばいつでも歌う覚悟ができている。歌いたいね、演歌。
2025.04 – 歌いました。ほんのり欲しいと思い始めてからおよそ10年、本気で探し始めてから2年。私の元にやってきてくださいました。幸せでなりません。
アクセサリーはアイデンティティ
正直アイデンティティとして考えたことはなかった。母がアクセサリー大好きで小さな頃から何かについて私に買い与えようとしていた。K10、K18の華奢なネックレスをたくさんもらった。そのどれも手元にはなく、実家の母に預けてある。モチーフがThe 女子なものが多いからだ。手元に置くのはいいけれど、身につけるとそわそわしてしまう。きっと私のアイデンティティに合わないのだろう。
地金はシルバーよりゴールド2が好きだが、エルメスのシルバー沼に浸かりつつあるので今後はシルバーも集めることになりそう。とはいえ、資産計上できるので良しとする。
あきやさんと出会ってから、フルエタのピンキーリングをオーダーしたのが一番大きな買い物だろうか。ジュエリー大好きになってしまったのでバッグを入手したら吟味して揃えていきたい。
服は最後
あきやさんのメゾットで一番面白いと思ったのは、服を他のアイテムに合わせていく、ということ。
服に合わせて他のアイテムをそろえるのではなく、服より長く付き合うだろう靴・バッグ・アクセサリーを揃えてから服に行くというのは、ファッションで自己表現する際にとても合理的だと今なら思う。体重変化で一番サイジングが変わるからだ。
感想
あきやさんは一貫してファッションを武具として使っている印象があって大変参考になった。
それぞれのアイテムに意味を持たせることで選ぶ際の指標となるのが非常にありがたい。
今までは似合うかどうかが指標にしていたので系統がブレていたのがだいぶ固まりつつある。固まることで選択幅が狭まるのはとてもいい。
モグラ活動を続けることでベストを目指していきたいと思う。
PDCA
でた、私が一番苦手とするところお話し!とテンションが上がった回。
基本的にP中心に動いてしまいがちで、Dまで行ければCとAは非常に簡単。なぜならばDCAはほぼ同時にやっているから。
高速PDCAは仕事上かなりお世話になっているけど、実生活、とりわけファッションに考えたことがなかった。正解がないから手探りでやろうにもゴールが見えないからではないかと考えている。雑誌の中やマネキンはそのスタイリストさんが選ぶ一つの正解だから今までマネキン買いをしていたのだな、と腑落ちした。ショートカットしてゴールに辿り着こうとしていたから過程がなく、今思い悩むハメになっているだろう。気づけてよかった!
インプット・アウトプット
インプットに偏りがちなので出力8割を目指すと明確に数字を出していただけたのもありがたい。インプットの質はもともと意識していることもあってこの会は復習会になった。
好きな系統の雑誌は電子購読しているが、今後は紙ベースで定期的に買おうと思う。
切ったり張ったりする作業自体は非常に好きなのだが、きれいにまとめる(レイアウトする)のがどうも苦手で、理想の紙面に近づけないとどうもやる気が失せる傾向にある。
もう少し自分へのハードルを下げて、好みの傾向変化や記録するという紙面にフォーカスして再開していきたい。
そして、ファッション日記は講座を視聴してから始めた。
今のところ続けることができているものの、感想と申し送り部分が書けなくなっている。感性がまだ育ち切っていないのだろう。
今日の服装部分も、できれば貼り付け方式にしたい。が、制服化の途中のため試行錯誤が多く実現に至っていない。アクセサリーもつけたりつけなかったりだし、この靴にはこのバッグ、という風にまだできていない。
改善点が見えるのは素晴らしい。やる気出てきた!
「一セットの服」で自分を好きになる
服を選ぶ前に言葉
コンセプト活動に苦心しているので、言葉から入るのは非常に参考になった。
単語を分類していくというのも結構新鮮で、自分で呟く場合とあきやさんが問いかける場合では同じ単語でもカテゴライズが異なるのが興味深かった。人から問われることでしか刺激されない何かがあるのだろう。
例えば、自分で自分に問う“かわいい”は違和感に入りそうなのに、あきやさんが問う“かわいい”は何とも思わない。一方で、日本人女性に”かわいい”と言われたら満更でもないけど、外国人に”Cute, pretty”と言われたら臨場体制3をとる。
言葉を発した相手に沿って判断している4のだろうか。
かわいい、はよく口にするが深い意味合いを持たないことが多い。
いいねー、の代わりにかわいいと言うことも多々ある。
言葉は雑に使っていることに気づけたので今後は気を付けようと思う。
練習から始めよう
初めて現地参加できた回。あきやさんにサインを頂いたり、心優しいJJGに助けていただいたりと人の温かさに触れた回でもある。
何事も身に着けるためには練習が必要だと頭では認識しているのに、今までファッションにそれを当てはめたことがなかった。試着して、サイズに問題なさそうであればすぐに買っていたけれど、もっとサイジングに気を付けるべきだなと。サイズ問題は私にとって非常に難しくて、いわゆるジャストサイズが好きなのだが、腰に合わせると丈が足りなしい、方に合わせると袖が微妙に難しい経験が多いから無意識的にお疎かにしてたが、今後はシビアに見ていきたいと思う。
ジャストサイズといいながら、いい感じのジャストサイズをそういえば知らないなと気づいたのでもっと試着すべきだとも感じた。
恥ずかしい=気持ちいい
チャレンジして、失敗するのはかっこいい・気持ちいいという価値観に初めて触れた。失敗は恥ずかしいことではないが、隠すべきだという価値観の母の元に育てられてきたため、努力を見せること、失敗を、見せることは避けてきた。涼しい顔でなんでもこなすがかっこいいと思い込んでいた。
子育て最中であることから私もあきやさんの価値観を取り入れて、子供伝えていきたい。
センスは後天的
一部の天才を除き、センスは努力と知識に基づいて成長すると考えていたからあきやさんに完全同意している。
天才とは、カンのいい人と言い換えることができると思う。
“なんとなく”こっちだと思う、という経験はほぼみんなあるかと思うが、これは類似経験からきていると考えている。
一方、天才のいう“なんとなく”は天啓のようなものだと思う。まったく関係ない経験を目の前の事項に上手に重ねることで得ている天啓を得ているのではないか。
大変残念なことに私は天才ではない。自分のセンスを信じることもできなかったからTPOに合わせてマネキン買いをしてきた。これからは自分を信じて、自分のセンスを磨こうと思う。
服で人生を動かそう
勝手力というキーワードが出てきた回。需要がなくても自分のためにやる。自分で自分にGOサインを出して、なんでもやってみる。非常にシンプルなメッセージなのに、難しいこともある。
自分ひとりで完結するやりたいことは大体やってきた。人を巻き込むものが難しい。今回、あきやさんが提唱するコンセプト会を実行して殻を破りたい。
コンセプト会計画
計画1 猫ちゃん
私がコンセプト会を開くなら、何をするのかと考えたとき真っ先に「猫ちゃん」が浮かんだ。好きなのである。毎日なんらかのニャンモチーフにしたアイテムを取り入れると決めているほどである。
実際の猫ちゃんに触れながら、というのはハードルが高いので参加者には猫ちゃんに含まれる定義を教えてもらってその方の生活にふさわしい好みの猫種を見つけてもらう会なんてどうだろう。犬種があるように猫種があって、犬のように取ってこいができる猫ちゃんもいるし、孤高の猫ちゃんもいるのだ。長毛ちゃんは掃除が大変だけれども冬場足元を暖めてくれるのが至高の喜びだし、短毛ちゃんのベルベッドの手触りはどんな高級絨毯よりも滑らかなのだ。
やるならオンラインかなと思う。ラジオ形式に私がひたすら語るだけ。カンペさえ用意できればいつでもやれるお手軽さもいい。
計画2 スカーフ
エルメスも大好きだ。特に巻物が好きだ。エルメスに限らずハイブランドにおけるスカーフは入門アイテムにぴったりだと思う。比較的お手軽な価格設定だし、ブランドの特色を出しやすい。そして日常的にも使いやすいアイテムだと思う。何より場所を取らない。
同じ服でもスカーフを変えるだけで雰囲気が変わることを実感して欲しいなと思う。ワンアイテムなのに首元の防寒にもなるし、ネックレス代わりにもなる。気に入ったお洋服でも顔色が悪く見えるなら首元にスカーフを入れるだけで一気に繋ぎになってくれる。同じスカーフでも畳み方や結び方を変えるだけで印象が変わるので本当に万能アイテムだと思う。実際に巻かなくてもガバッと開いているバッグに入れておけば簡単な防犯にもなりそうだ。
実際にやるとしたら対面になりそうだなと思う。触れて欲しい。実際に暖かさや変わる様子を体験してほしい。今はエルメスのスカーフしかないから比較にならないけど、ブランド毎に手触りが違うのでいくつかブランドを揃えてから開きたいなと思った。
この記事を書いた人 Wrote this article
Ryo
夫息子と猫4匹と郊外に暮らす外資系OL。 好きなものはコスメとカメラと猫。 イメコンスペック(プロ診断) ビビ冬スト秋 - 限りなくニュートラル。黄みも青みも振りすぎるのNG ストレート・ハイファッション - 筋トレ育乳中 ほぼクールのエレガント - アクキュ寄せOK